「初老の娘と老母と老猫 再同居物語」1、2


松本英子(朝日新聞出版)
こんなにリアルに葛藤を描いてしまって
親のプライベートとか大丈夫なんだろうか
…とか、他人ながらもちょっと心配した2冊でした(^_^;
※親の介護あるある
いきなり連絡が来て病院に行くと緊急手術中で
成功率は20%とのこと( ・_・;)仰天!!!
親戚一同(僅かですが来れる人だけ)が20人ほど見守る中
11時間ほどの手術を経て…翌日様子を見に行くと
集中治療室の手術台の上に
チューブに繋がれて土気色した母の姿
これが、私が30代の時に起こった事件でした。
そこで母が目を覚まさなければ永遠の別れだったかと思うと
その日からは定期的に母の様子を見に行くようになりました。
幸い、山登りなどで体力があったお陰で
3ヶ月はかかると言われていた入院が
1ヶ月で退院という驚異の生命力でしたが
手術中に投与された血液製剤に感染して
繰り返される入退院、手術と
長い闘病生活が続くことになってしまったので
大変と言えば大変でしたが
往復電車と診察時間の待合室でネタを考えたりして
亡くなる直前まで顔を見て話をすることが出来たので
自分の身体に無理が続いても頑張って良かったと思ってます。
その世話をしている日々に私の親ではない
高齢女性の世話を押しつけられていた時期があって
母の様子を見に行く日に、ことごとく邪魔され続けて
半分も行くことが出来なかったのが今でも心残りで。
私の先祖は東京で、江戸初期ころから続く家なので
親戚も数百人、従兄弟も医者、神主など数十人
そんな中で礼儀を教えてもらいながらぼんやり育ってきましたが
この方達は戦後、西の国から仕事を求めてやってきた人達なので
東京どころか、関東出身でもないのであまりにも風習が違いすぎて
世話になってもお礼も言わず、勘違いしても謝罪も無く
言い訳が多くて頭が痛いことばかりでしたが
他人の親なんて、何考えてるかわかんないですよ。
やっぱり、親の世話はその人の子供がやるべきだと
しみじみ思ったのでした。(`ヘ´)
だから松本英子さんは正面から向き合って偉い!と思います。
都会に出てきた人もいつかは必ず遭遇するだろうと思われる
親と向き合わなければならない時期は
自分が元気なときに、出来るだけ早いほうが良いです。
年を取った親と真面目に話してみると
若い頃に自分が感じていた事とは違った
いろいろな事柄が見えてくるようになるので
面白いと思うようになりました。
果たして自分の母が満足出来るような事が出来たのか判りませんが
緊急手術のあのとき、永遠の別れにはならなくて
二十数年、親と沢山の話が出来て本当に良かったです。
※親の介護や、西の風習の謎などに詳しく
疑問や悩みや愚痴を毎日メールで聞いてくれたHさん
あのときは本当にありがとうございました。
あれのお陰で結構乗り切れたんで本当に感謝しています
都道府県でまったく違う風習の話は勉強になりましたよ(^_^;
ああ、だから…もらいっぱでお礼をしない人達がいるんですね。
posted by さえぐさじゅん at 16:56|
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